三番煎じの日記
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さっきまで1hくらいかけて書いてた日記がIEのエラーのせいで消えてなくなったyukiです。
今日の2~5時間目までの時間をかけて小説らしきものを書いて大分落ち着いてきましたが、今朝元カノと話して鬱になってました。
いまでも立ち直れてないケド教室ついた直後なんて死にかけてました1時間目は放心状態。
泣きそう。
だれか助けて。
まぁいいや。
明日から文化祭。
することなんて何も無いけど頑張る。
さっきと同じようなことを1/10くらいに纏め上げたyukiでした。
今日の2~5時間目までの時間をかけて小説らしきものを書いて大分落ち着いてきましたが、今朝元カノと話して鬱になってました。
いまでも立ち直れてないケド教室ついた直後なんて死にかけてました1時間目は放心状態。
泣きそう。
だれか助けて。
まぁいいや。
明日から文化祭。
することなんて何も無いけど頑張る。
さっきと同じようなことを1/10くらいに纏め上げたyukiでした。
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「謙太…。」
久しぶりに彼女に話し掛けられた僕はその喜びと憂い、安堵と不安で全身の力が抜け落ちた。
会えて良かった。でも会わなきゃ良かった。その正反対の想いの葛藤が僕を苦しめる。
僕が亜依に恋心を抱くようになったのは今から一年半前。まだ着慣れぬ制服に身を包み、中学生のようなあどけなさが残る入学直後のことだ。
あの日僕らは新入生の合宿…どこの学校でもやるあの洗脳合宿でオリエンテーリングをしていた。
亜依とはこのとき同じ班で親しく話すようになりいつしか僕は彼女のことしか考えられなくなった。
それから半年たったある日。教室に忘れ物を取りに戻った僕は禁忌を犯した…といえば大袈裟かもしれないが見てはならない物を見てしまった。
同じクラスの堀内と古場が教室でキスをしていたのだ。
初めて見る彼らのキスはどこかぎこちなくも、煽情的だった。
そう思ったのは僕だけでは無いはず。廊下を通り過ぎる誰もが彼等のキスに見入っていた。
その中に亜依がいた。彼等のキスを見て顔を赤らめている。きっと彼女も初めて見たのだろう。
「いいなぁ、キスなんかしちゃって。私もいつか…。」
「したコトないんだ、彼氏いないの。」
「いるわけ無いじゃん、私のこと好きな人なんてどこにもいないよ。」
そのときチャンスだと思った。告るなら今しかない。キスなんか見てテンションが上がってたんだろう。根拠の無い自信が僕をあと押しした。
告白の文句はこうだ。
「じゃあ…僕はこの世に存在しないみたいだね。」
ストレートに「好き」と言うのは恥ずかしくて婉曲的に言ってみたが理解されなかったらしい。その日は諦めて帰ることにした。
その晩風呂からあがって携帯を見ると亜依からメールが来ていた。
「今日の帰りに言ってたのってどういう意味?あれからずっと考えたけどわかんないから教えて。」
正直悩んだ。ここで普通に告白して良いのだろうか…。悩んだ揚句こう返信した。
「亜依を好きな人がいないなら僕はこの世にいない。亜依を好きな人がこの世に存在するのなら僕はちゃんといる。僕がいま生きているということは亜依のことを好きな人がいるってことだよ。」
送って後悔した。
こんなメールが来たら普通引くだろう。
まだ9時だけど寝ることにした。
朝起きると亜依からのメール。開くのが怖くて見ずに登校した。
案の定亜依は目を合わせてくれない。近付くと席を立ってどこかに行ってしまう。
「俺はフラれたくらいじゃくじけない」って歌にあるけれど僕の心は失恋に耐えうるほど強くはなかった。
授業はずっとうわの空。
ノートをとる気力も無く、刻々と時だけが流れる。
最終授業が終わり、帰ろうとすると亜依が声をかけてきた。
残酷な結末を予想してた僕は、考えと食い違った彼女の口から出た言葉を認識出来ず理解するまでに数秒かかった。
「早く帰ろっ。それともどっか寄って帰る?」
状況を理解出来ないまま亜依と帰ることにした。
「昨日…ごめんね。」
とりあえずそう言ってみた。
「寝てたんだよね?返信遅くなった私が悪いんだから気にしなくていいよ。」
ますます理解出来ない。
気になってあのメールを見ることにした。
「やっぱりそういう意味だったんだ。変に期待したくなかったから聞いてみたんだ。私も謙太のこと好きだよ。だから私と付き合ってください。」
メールが届いたのは午前2時。悩んで悩んでやっと送ったのだろう。
やっと全てが理解出来た。失恋から半日で僕は恋が実った。
それから別れるまで月日が流れるのは早かったけれど。
本当に…。
亜依と別れたのはあれから1週間後。
他に好きな人が出来たみたいだ。
別に嫌いになったわけじゃない。ただ他にも好きな人が出来ただけ。
中途半端なままでは付き合えない。そう言ってきた。
僕らの初めてのキスは別れた日、最後のお別れにと彼女の家の前でした。
僕が別れることを承諾したあと静かに彼女は言った。
「目を閉じて。」
この後なにが起こるかは容易に想像がつく。
初めて触れる女の子の唇は柔らかで、その直後彼女の舌が僕の口に入りこんできたときは少し驚いた。
その舌は想像以上に柔らかく、互いに少し遠慮がちに絡め合うことで存在を確かめあった。
その時間は永遠のように感じられた。
互いの唇が離れたあと、僕らは何も言わずそれぞれの帰路に着いた。
それから僕らはただのクラスメイトに戻り半年前には、僕らは別々のクラスとなった。
1組と7組で教室が離れてることもあって話すことは無く、学年集会でたまに見かける程度だ。
でも僕は今でも狂おしいほど亜依が好き。
別れた日からしばらくは喪失感が僕を襲い、何をする気力もなくただ時の流れに身を任せた。
一度手に入れたものを失う辛さは初めから手に入らない苦しみの何倍も大きい。
こうなるくらいならあの時にフラれていれば良かったかもしれない。
でもたった一週間でも亜依は僕に幸せをもたらしたことも事実だ。
初めてのキスが亜依で本当に良かった。
僕が亜依からもらったもの、無くしたもの、どちらが大きいかなんて分からないけど、亜依との想い出は僕にとってかけがえの無い物であることは確かだ。
風の噂で亜依が別の男にフラれたと聞いたとき「そのスキに付け入るようなことはしない、亜依がまた話しかけてきたら少しずつ近づいていこう。」と決めていた。
だから…久しぶりに彼女に話し掛けられて僕は驚いた。まさか全身の力が抜け落ちるなんて。
ここまで思い詰めているだなんて自分でも思ってなかった。
これからどうなるかなんて分からないけど、僕は亜依の傍にいたい。
それと、きっかけを作ってくれた堀内と古場には感謝してる。
キスが僕らの恋を始めて終わらせた。
だからまたコレで始めてみようと思う。
Smooch!!
久しぶりに彼女に話し掛けられた僕はその喜びと憂い、安堵と不安で全身の力が抜け落ちた。
会えて良かった。でも会わなきゃ良かった。その正反対の想いの葛藤が僕を苦しめる。
僕が亜依に恋心を抱くようになったのは今から一年半前。まだ着慣れぬ制服に身を包み、中学生のようなあどけなさが残る入学直後のことだ。
あの日僕らは新入生の合宿…どこの学校でもやるあの洗脳合宿でオリエンテーリングをしていた。
亜依とはこのとき同じ班で親しく話すようになりいつしか僕は彼女のことしか考えられなくなった。
それから半年たったある日。教室に忘れ物を取りに戻った僕は禁忌を犯した…といえば大袈裟かもしれないが見てはならない物を見てしまった。
同じクラスの堀内と古場が教室でキスをしていたのだ。
初めて見る彼らのキスはどこかぎこちなくも、煽情的だった。
そう思ったのは僕だけでは無いはず。廊下を通り過ぎる誰もが彼等のキスに見入っていた。
その中に亜依がいた。彼等のキスを見て顔を赤らめている。きっと彼女も初めて見たのだろう。
「いいなぁ、キスなんかしちゃって。私もいつか…。」
「したコトないんだ、彼氏いないの。」
「いるわけ無いじゃん、私のこと好きな人なんてどこにもいないよ。」
そのときチャンスだと思った。告るなら今しかない。キスなんか見てテンションが上がってたんだろう。根拠の無い自信が僕をあと押しした。
告白の文句はこうだ。
「じゃあ…僕はこの世に存在しないみたいだね。」
ストレートに「好き」と言うのは恥ずかしくて婉曲的に言ってみたが理解されなかったらしい。その日は諦めて帰ることにした。
その晩風呂からあがって携帯を見ると亜依からメールが来ていた。
「今日の帰りに言ってたのってどういう意味?あれからずっと考えたけどわかんないから教えて。」
正直悩んだ。ここで普通に告白して良いのだろうか…。悩んだ揚句こう返信した。
「亜依を好きな人がいないなら僕はこの世にいない。亜依を好きな人がこの世に存在するのなら僕はちゃんといる。僕がいま生きているということは亜依のことを好きな人がいるってことだよ。」
送って後悔した。
こんなメールが来たら普通引くだろう。
まだ9時だけど寝ることにした。
朝起きると亜依からのメール。開くのが怖くて見ずに登校した。
案の定亜依は目を合わせてくれない。近付くと席を立ってどこかに行ってしまう。
「俺はフラれたくらいじゃくじけない」って歌にあるけれど僕の心は失恋に耐えうるほど強くはなかった。
授業はずっとうわの空。
ノートをとる気力も無く、刻々と時だけが流れる。
最終授業が終わり、帰ろうとすると亜依が声をかけてきた。
残酷な結末を予想してた僕は、考えと食い違った彼女の口から出た言葉を認識出来ず理解するまでに数秒かかった。
「早く帰ろっ。それともどっか寄って帰る?」
状況を理解出来ないまま亜依と帰ることにした。
「昨日…ごめんね。」
とりあえずそう言ってみた。
「寝てたんだよね?返信遅くなった私が悪いんだから気にしなくていいよ。」
ますます理解出来ない。
気になってあのメールを見ることにした。
「やっぱりそういう意味だったんだ。変に期待したくなかったから聞いてみたんだ。私も謙太のこと好きだよ。だから私と付き合ってください。」
メールが届いたのは午前2時。悩んで悩んでやっと送ったのだろう。
やっと全てが理解出来た。失恋から半日で僕は恋が実った。
それから別れるまで月日が流れるのは早かったけれど。
本当に…。
亜依と別れたのはあれから1週間後。
他に好きな人が出来たみたいだ。
別に嫌いになったわけじゃない。ただ他にも好きな人が出来ただけ。
中途半端なままでは付き合えない。そう言ってきた。
僕らの初めてのキスは別れた日、最後のお別れにと彼女の家の前でした。
僕が別れることを承諾したあと静かに彼女は言った。
「目を閉じて。」
この後なにが起こるかは容易に想像がつく。
初めて触れる女の子の唇は柔らかで、その直後彼女の舌が僕の口に入りこんできたときは少し驚いた。
その舌は想像以上に柔らかく、互いに少し遠慮がちに絡め合うことで存在を確かめあった。
その時間は永遠のように感じられた。
互いの唇が離れたあと、僕らは何も言わずそれぞれの帰路に着いた。
それから僕らはただのクラスメイトに戻り半年前には、僕らは別々のクラスとなった。
1組と7組で教室が離れてることもあって話すことは無く、学年集会でたまに見かける程度だ。
でも僕は今でも狂おしいほど亜依が好き。
別れた日からしばらくは喪失感が僕を襲い、何をする気力もなくただ時の流れに身を任せた。
一度手に入れたものを失う辛さは初めから手に入らない苦しみの何倍も大きい。
こうなるくらいならあの時にフラれていれば良かったかもしれない。
でもたった一週間でも亜依は僕に幸せをもたらしたことも事実だ。
初めてのキスが亜依で本当に良かった。
僕が亜依からもらったもの、無くしたもの、どちらが大きいかなんて分からないけど、亜依との想い出は僕にとってかけがえの無い物であることは確かだ。
風の噂で亜依が別の男にフラれたと聞いたとき「そのスキに付け入るようなことはしない、亜依がまた話しかけてきたら少しずつ近づいていこう。」と決めていた。
だから…久しぶりに彼女に話し掛けられて僕は驚いた。まさか全身の力が抜け落ちるなんて。
ここまで思い詰めているだなんて自分でも思ってなかった。
これからどうなるかなんて分からないけど、僕は亜依の傍にいたい。
それと、きっかけを作ってくれた堀内と古場には感謝してる。
キスが僕らの恋を始めて終わらせた。
だからまたコレで始めてみようと思う。
Smooch!!
こんばんは、ピョン吉です。
今日地理の授業中寝てたらセンセに起こされて、ビックリして跳び起きた(ってか跳ねた?)揚句叫んで地理クラスの皆に笑われました。
ちなみに地理クラスは2年のトキのクラスなので今のクラスより仲いいです。
そういえば初めてガッコで眼鏡をかけたときもクラスはほとんど無反応だったのに対し地理クラスは爆笑でした。
ちなみに僕の眼鏡はピンクのセルフレームです。眼鏡の存在自体がネタです。
今日中学校に行く途中見知らぬ可愛い女の子に見つめられました。『何コイツ』
というワケで今日はUFOがアッチいってコッチいって落っこちる日です。その後池が2つ出来たとか出来なかったとか…。
皆さんドラえもんの書きすぎには注意しましょう。小学館に訴えられます。
ちなみに『ピョン吉』と言うのは地理クラスで隣の席の女の子からのあだ名です。可愛いでしょw
今日リーディングの時間に『virgin』という単語が出て来て先生が意味をある生徒に聞きました『処女…。』ちなみに大まじめです。
『(正解だけど)そうじゃなくて…。』
『童貞…。』
当てられた彼が可哀相でなりませんでした。
ちなみに本文中での正解は『汚れの無い・純粋な』です。
最近毎日日記更新しててすげぇ気がしないこともないyukiでした。
今日地理の授業中寝てたらセンセに起こされて、ビックリして跳び起きた(ってか跳ねた?)揚句叫んで地理クラスの皆に笑われました。
ちなみに地理クラスは2年のトキのクラスなので今のクラスより仲いいです。
そういえば初めてガッコで眼鏡をかけたときもクラスはほとんど無反応だったのに対し地理クラスは爆笑でした。
ちなみに僕の眼鏡はピンクのセルフレームです。眼鏡の存在自体がネタです。
今日中学校に行く途中見知らぬ可愛い女の子に見つめられました。『何コイツ』
というワケで今日はUFOがアッチいってコッチいって落っこちる日です。その後池が2つ出来たとか出来なかったとか…。
皆さんドラえもんの書きすぎには注意しましょう。小学館に訴えられます。
ちなみに『ピョン吉』と言うのは地理クラスで隣の席の女の子からのあだ名です。可愛いでしょw
今日リーディングの時間に『virgin』という単語が出て来て先生が意味をある生徒に聞きました『処女…。』ちなみに大まじめです。
『(正解だけど)そうじゃなくて…。』
『童貞…。』
当てられた彼が可哀相でなりませんでした。
ちなみに本文中での正解は『汚れの無い・純粋な』です。
最近毎日日記更新しててすげぇ気がしないこともないyukiでした。
「まみおっきくなったらね、パパのおよめさんになるの。」
「そうかそうか、じゃあパパ楽しみにしておくからね。」
あの頃は幸福だった。
いや、今が決して不幸だという訳ではない。
この不況の中、私の会社も大幅な人員削減を行ったが私は影響を受けることもなく、同期と同じように出世もしている。
住む家もあるし家族もいる。
一般的に見て私は幸せな部類に入るのだろう。
「真未、最近帰りが遅くないか?何やってるんだ。」
「バイトしてるの。別に良いでしょもう17なんだから。」
「バイト…?何のバイトしてるんだ、それに小遣いが足りないならちゃんと言いなさい。」
「何でもいいでしょ、それにパパにお金貰ったら意味ないの。ほっといて。」
「パパのお嫁さんになる」……か。
あの頃は可愛かったのに…いや、今だって私の娘にしては十分過ぎるほど可愛い。
真未が中学3年のとき、家族で買い物に出掛けたらスカウトに声をかけたれたこともある。
3人で話し合って断ることにしたが、今でもあのスカウトの名刺はきちんととってある。ちょっとした自慢だ。
そんな娘だからバイトをしていると聞いたとき不安になった。
いま真未は17だが、19と言っても誰も疑うことは無いだろう。
もし、いかがわしいバイトなんてしていたら俺は…。
何も言えないまま一ヶ月が過ぎた。
真未は相変わらず帰りが遅いままで、服に煙草の匂いを付けて帰ってくる。
その煙草の匂いは真未のものなのか…それとも他の誰かのものか。
「パパ……話しがあるの。」
珍しく真剣に話しかけてきた。いつもならふざけた調子で話しかけてくるのに。
「どうしたんだ、真未。何か相談か?」
「ううん、違う。でもお願いがあるの。今週の金曜日早く帰ってこれる?」
「ああ。急げば6時には家につけるよ。」
「じゃあちゃんとした恰好でいてね。」
きちんとした恰好。
なんだ、男でも連れてくるのか?
真未が信じた男なら私も……いや、私には真未の父親として真未を守る義務がある。
中途半端な男なら絶対に認めない。
それにあんな遅くまで真未にアルバイトをさせるような男に真未をまかせられるか。
そして、約束の金曜日。
いつもより少し早めに職場から家へと帰る。
20年近く家と職場を往復しているが、この道程がこんなにも長く感じたのは初めてのことだ。
冷静を装いいつも通りに玄関のドアを開く。
「ただいま。」
「パパお帰り。コレ付けてみて。」
そういって真美が私に手渡したのは、ファッションに疎い私でも知ってる有名ブランドのネクタイだ。
「どうしたんだ…これ。」
「プ………ント」
「えっ?」
「プレゼントよ、パパ今日誕生日でしょう。」
忘れていた。最近は真未のことで悩んでいて自分のことを考える余裕なんて無かった。
「ありがとう」
そう言うのが精一杯だ。自分の意思とは関係無く涙が溢れ出る。
「もぉ…パパ何泣いてんの?これからが本番なのに。ママ、早く行こう。」
「あなた、真未が誕生日にパパをびっくりさせたいって言うからアルバイトさせたの。もちろん今月で終わり。だから怒らないであげてね。」
「じゃあパパ、ママ早く行こう。」
久しぶりに妻が運転する車の中でいろいろ話しをした。ネクタイを一人で買いに行くのが恥ずかしくて友達に付き添ってもらったこと。弓道部の友達が国体の県代表になったこと。担任の先生の結婚が決まったこと。そして、アルバイトのこと。
どうやら真未のアルバイトはパチンコ屋の閉店前の清掃だそうだ。あんな煙草くさいところで働くんだ、匂いがつくのも仕方ないだろう。
「ここは…。」
今でもはっきりと覚えいる。いや、忘れるはずがない。
21年前このレストランで食事をしたあと妻にプロポーズをしたのだ。
「このレストラン高いからバイトしてお金貯めたの。パパがママにプロポーズしたレストランに一度来てみたかったんだ。」
真未…。
急に目の前が真っ暗になった。停電か?
「あ~あ、セーブして無いのに電源切れちゃったよ、もういいや。」
「そうかそうか、じゃあパパ楽しみにしておくからね。」
あの頃は幸福だった。
いや、今が決して不幸だという訳ではない。
この不況の中、私の会社も大幅な人員削減を行ったが私は影響を受けることもなく、同期と同じように出世もしている。
住む家もあるし家族もいる。
一般的に見て私は幸せな部類に入るのだろう。
「真未、最近帰りが遅くないか?何やってるんだ。」
「バイトしてるの。別に良いでしょもう17なんだから。」
「バイト…?何のバイトしてるんだ、それに小遣いが足りないならちゃんと言いなさい。」
「何でもいいでしょ、それにパパにお金貰ったら意味ないの。ほっといて。」
「パパのお嫁さんになる」……か。
あの頃は可愛かったのに…いや、今だって私の娘にしては十分過ぎるほど可愛い。
真未が中学3年のとき、家族で買い物に出掛けたらスカウトに声をかけたれたこともある。
3人で話し合って断ることにしたが、今でもあのスカウトの名刺はきちんととってある。ちょっとした自慢だ。
そんな娘だからバイトをしていると聞いたとき不安になった。
いま真未は17だが、19と言っても誰も疑うことは無いだろう。
もし、いかがわしいバイトなんてしていたら俺は…。
何も言えないまま一ヶ月が過ぎた。
真未は相変わらず帰りが遅いままで、服に煙草の匂いを付けて帰ってくる。
その煙草の匂いは真未のものなのか…それとも他の誰かのものか。
「パパ……話しがあるの。」
珍しく真剣に話しかけてきた。いつもならふざけた調子で話しかけてくるのに。
「どうしたんだ、真未。何か相談か?」
「ううん、違う。でもお願いがあるの。今週の金曜日早く帰ってこれる?」
「ああ。急げば6時には家につけるよ。」
「じゃあちゃんとした恰好でいてね。」
きちんとした恰好。
なんだ、男でも連れてくるのか?
真未が信じた男なら私も……いや、私には真未の父親として真未を守る義務がある。
中途半端な男なら絶対に認めない。
それにあんな遅くまで真未にアルバイトをさせるような男に真未をまかせられるか。
そして、約束の金曜日。
いつもより少し早めに職場から家へと帰る。
20年近く家と職場を往復しているが、この道程がこんなにも長く感じたのは初めてのことだ。
冷静を装いいつも通りに玄関のドアを開く。
「ただいま。」
「パパお帰り。コレ付けてみて。」
そういって真美が私に手渡したのは、ファッションに疎い私でも知ってる有名ブランドのネクタイだ。
「どうしたんだ…これ。」
「プ………ント」
「えっ?」
「プレゼントよ、パパ今日誕生日でしょう。」
忘れていた。最近は真未のことで悩んでいて自分のことを考える余裕なんて無かった。
「ありがとう」
そう言うのが精一杯だ。自分の意思とは関係無く涙が溢れ出る。
「もぉ…パパ何泣いてんの?これからが本番なのに。ママ、早く行こう。」
「あなた、真未が誕生日にパパをびっくりさせたいって言うからアルバイトさせたの。もちろん今月で終わり。だから怒らないであげてね。」
「じゃあパパ、ママ早く行こう。」
久しぶりに妻が運転する車の中でいろいろ話しをした。ネクタイを一人で買いに行くのが恥ずかしくて友達に付き添ってもらったこと。弓道部の友達が国体の県代表になったこと。担任の先生の結婚が決まったこと。そして、アルバイトのこと。
どうやら真未のアルバイトはパチンコ屋の閉店前の清掃だそうだ。あんな煙草くさいところで働くんだ、匂いがつくのも仕方ないだろう。
「ここは…。」
今でもはっきりと覚えいる。いや、忘れるはずがない。
21年前このレストランで食事をしたあと妻にプロポーズをしたのだ。
「このレストラン高いからバイトしてお金貯めたの。パパがママにプロポーズしたレストランに一度来てみたかったんだ。」
真未…。
急に目の前が真っ暗になった。停電か?
「あ~あ、セーブして無いのに電源切れちゃったよ、もういいや。」
一番最初に描いた夢を、あなたは今も、覚えてる?
幼稚園の卒園アルバムを見てると将来の夢は『保線工のひと』って書いてある。
理由はプラレールで遊ぶのが好きだったからなんだろうケド今でも何故運転手じゃ無いのか疑問に思う。
それから成長していく上で警官だったり自衛官だったりと将来就きたい職業は変わっていってるけれど、今はただ楽器を吹きたい。
現在yukiはジャズトロンボーン奏者として活動しているけれどあくまでアマ。
どうせやるならそれで収入を得れるようになりたいけれどそのためには上手くならなくちゃ、でも勉強もしなくちゃ。
中途半端なままじゃダメ。
やるなら本気で。
『ピンときたらドンといけ』
幼稚園の卒園アルバムを見てると将来の夢は『保線工のひと』って書いてある。
理由はプラレールで遊ぶのが好きだったからなんだろうケド今でも何故運転手じゃ無いのか疑問に思う。
それから成長していく上で警官だったり自衛官だったりと将来就きたい職業は変わっていってるけれど、今はただ楽器を吹きたい。
現在yukiはジャズトロンボーン奏者として活動しているけれどあくまでアマ。
どうせやるならそれで収入を得れるようになりたいけれどそのためには上手くならなくちゃ、でも勉強もしなくちゃ。
中途半端なままじゃダメ。
やるなら本気で。
『ピンときたらドンといけ』
